父性愛の時代

一般社団法人アイエムアイ 北川仁美氏の論考より

「すべてを包み込み、
守る愛」

「信じて、
手放す愛」へ

私たちはこれまで、「愛とは守り、育むもの」だと教えられてきました。しかし、変化の激しい現代において、本当に必要なのは「手放す愛」なのではないでしょうか。このページは、その新しい愛の形「父性愛」を解説するインフォグラフィックです。

1. 母性愛への問いかけ

多くの人が「愛」と聞いて思い浮かべるのは、母親の抱擁のような無償の愛。しかし、それだけに偏ると、子どもの自立を妨げる「善意の暴力」になりかねません。

※これは母親個人を批判するものではなく、母性的な愛だけが「正しい」とする社会通念への挑戦です。

2. 父性愛という愛のスタイル

北川氏が提唱する「父性愛」は性別に依存しない概念。子どもを信じて見守り、挑戦と失敗を通じて自立を促す愛のスタイルです。

母性愛と父性愛は、補完し合う関係

母性愛: 抱きしめる・守る

父性愛: 手放す・信じる

3. ハイブリッド保育の実践 (3ステップ)

Step 1: 示す

明確なルールや社会の期待を伝えます。

Step 2: 見守る

一歩引いて、子どもが自ら挑戦・失敗するのを待ちます。

Step 3: 支える

失敗した時、すぐに助けるのではなく、自力で立ち直る力を信じ、支えます。

4. 不確実な時代に必要な愛

正解が見えず、変化が激しい「不確実な時代」。このような時代に求められるのは、従順さではなく「自立」する力です。

父性愛は、子どもが自ら考え、適応し、前に進むための「心理的な道具箱」を育てることに繋がります。