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米国🇺🇸と英国🇬🇧の「面会交流」最新事情

離婚・別居後の親子のつながりをどう支えるか?専門家向けレポートを、図やイラストで分かりやすく解説します。

Point 1: 誰がサポートするの?
第三者機関の関与

親同士で会うのが難しい場合、中立な第三者がサポートします。その仕組みは国によって大きく異なります。

🇺🇸 米国:多様な担い手

  • 州ごとにルールが違うのが特徴。
  • NPO、民間業者、個人など多様な提供者が存在。
  • 「SVN」という全国ネットワークで情報共有。
  • DV等のリスクが高いケースで「監視付き面会」が命じられる。

🇬🇧 英国:国が認めた機関

  • 全国共通の基準で質を担保。
  • 「NACCC」という機関が約350のセンターを認証
  • 裁判所はNACCC認証センターの利用を強く推奨。
  • 「支援付き」と「監督付き」の2種類がある。

Point 2: どんな時に付き添うの?
監視付き面会の基準

子どもの安全を守るため、面会に第三者が付き添う「監視付き面会」。どんな場合に、どのように行われるのでしょうか。

🇺🇸 米国:リスクに応じた柔軟な判断

  • DV、虐待、薬物問題などのリスクがある場合に裁判所が命令。
  • 状況に応じて、親族や友人が付き添うことも認められる場合がある。
  • 費用は原則自己負担。専門家だと1時間$50~$150が目安。

🇬🇧 英国:安全最優先の厳格な運用

  • DVや虐待のリスクがある場合、専門家による監督が原則
  • 親族の付き添いは「不適切」とされる。
  • 費用は有料が基本(1時間£50~£100程度)だが、公的な費用補助もある。

Point 3: 会えない時はどうするの?
オンライン面会の活用

コロナ禍をきっかけに、ビデオ通話などを使ったオンラインでの面会が世界的に広がりました。

🇺🇸 米国:制度化が進む

  • 一部の州では法律でオンライン面会を認めている
  • あくまで対面交流の「補完」という位置づけ。
  • 監視員が同席する「オンライン監視付き面会」も実施されている。

🇬🇧 英国:補完的な手段として定着

  • 法律上の明記はないが、裁判所の判断で「間接的な接触」として認められる。
  • NACCC認証センターがオンラインでの支援を提供。
  • 遠距離や感染症対策など、対面が難しい場合の選択肢として活用。

まとめ:米国と英国のちがいが一目でわかる比較表

観点 🇺🇸 米国 🇬🇧 英国
第三者機関 州ごとに多様なNPOや民間業者が担う。ルールは州次第 NACCCが認証したセンターが全国に展開。国レベルの基準で運営。
監視付き面会 DV等のリスクに応じて裁判所が判断。親族の付き添いも場合によりOK DV等のリスクがある場合は専門家の監督が原則。親族はNG。
費用負担 原則、利用者が負担 有料だが、低所得者向けの公的補助制度がある。
オンライン面会 一部の州で法制化。オンラインでの監視付き面会も。 法規定はないが、裁判所の判断で「間接的接触」として活用